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麦茶 麦茶は隠れたヒット商品 麦茶の歴史起源 麦湯屋 生活習慣病の予防効果 [雑談]

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地味なイメージが強い麦茶ですが、ちょっと面白い麦茶情報がありましたのでご紹介したいと思います。
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実は、麦茶は印象と異なり何十年も生産量が増え続け、今年も前年比110~120%を生産している隠れたヒット商品でもあるそうなんです。




子供のころは、真夏の暑い時などキンキンに冷えたサイダーなどのジュースを良く飲んでいた記憶がありますが、それでも食前食中食後など地味に麦茶を飲んでいた印象がありますね。  




麦茶の歴史起源は、麦茶の原料となる大麦が今からおよそ1万3千年前に、イラン、イラク、チグリスユーフラテス、インダス川流域の古代文明発祥地で、栽培されていたことが知られています。




日本には、縄文期の末期、今から2500年ほど前に、栽培植物として伝播し、広く全国にひろがったと考えられているようです。




日本では、戦国の武将たちも好んで愛飲していたと伝えられていることから1000年前くらいから存在していたのではないでしょうか。




江戸時代末期になると、麦茶は、町人衆の気軽な飲み物、お茶がわりとして商品化され今でいう喫茶店のような「麦湯店」なるものが出て、大いに繁盛したようです。




人びとは縁台に座って麦茶を楽しみ、話に花を咲かせたことでしょう。明治になってからも、上野・浅草・両国などの下町では、夕方から夜中まで「むぎゆ」と書いた行燈が通りに立ちならび庶民の憩いの場になっていました。




さらに麦茶の効能には、生活習慣病の予防効果もあるそうです。




麦茶に含まれるピラジンという成分には、血流を改善させる作用があり、農林水産省などの研究で、麦茶を飲むことで血液の流動性が高くなることが判明しています。




ちなみにピラジンは原料をローストする際、褐色に色づくメイラード反応とともに生成されるという。




さらに麦茶には、血圧降下作用のあるギャバ(GABA)も含まれているそうです。




そして、麦茶には、抗酸化作用──つまりがんや脳卒中、心筋梗塞などの原因にもなる活性酸素を攻撃する成分が含まれており、生活習慣病などの予防効果も期待できます。




麦茶に含まれるPクマル酸などが酸化因子のペルオキシナイトライトに対し、高い消去活性があることが静岡大学の研究で判明しています。




また、静岡大と京都薬科大との共同研究で、麦茶の抽出成分をテストしたところ、胃の粘膜を保護、糖尿病の合併症防止、炎症を抑える作用などの機能も判明しているそうです。




さらに、東洋医学的な考え方でも、原料の大麦は体を冷やすはたらきがあり、ほてった体をさます効果が期待できるので夏場にはもってこい!




昔の人はこういうことが経験からわかっていたんですね~スゴイ!





さらにさらに、バクテリアの定着を予防する作用があり、虫歯菌とも言われるミュータンス菌の菌膜生成を阻害する作用がある。




これが、1000年ちかくも麦茶が愛され続けてきた理由な気がしますね。







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